【お役立ち情報】悪質な広告には賃貸契約をさせるための策略があるブログ:18/02/28
ミーが母親の料理のありがたみを知ったのは、
高校2年のときでした。
体を悪くした母親が、
1ヶ月入院することになったのです。
母子家庭の我が家では、母親は大黒柱。
このまま母親がいなくなるのではないかと…
とても心細かったのを覚えています。
それまで、
きちんと料理の手伝いをしていなかったミーは、
母親の見舞いに行っては
ご飯の炊き方から聞くような連日でした。
最初は母親の見よう見まねで、
あさ食の用意、お弁当作り、夕飯の用意…
とやっていました。
しかし、授業を終えバイトから帰るとへとへとで、
自炊などとてもできる状態ではなく、1週間と続きませんでした。
それまでの食事は、
母親がミーの健康を気づかい、魚料理などの和食が中心でした。
煮物、ひじき煮、おひたし、切干大根…など
どれも栄養豊富な料理でしたが、
高校生のミーはちょっと物足りなさも感じてもいました。
だから…というか、この時とばかりに
自分の好きなものばかりを食べようと決めたミーは、
あさ食をご飯から菓子菓子パンに変え、
お弁当はできあいのもの、
よるはインスタント食品やジャンクフードなどにし、
栄養も考えず食べたいものを好きなだけ食べていました。
当然の結果というべきか、
ミーの体はそのつけを払うことになりました。
体重は3kgも増え、
肌にはニキビができ、髪もパサついた状態になりました。
しかも、たった1ヶ月の間に2回も風邪をひいてしまい、
入院中の母親を不安にさせる程でした。
術後の経過が良かった母親は、
退院後家に帰るなり、
栄養たっぷり愛情たっぷりの料理を作ってくれることに…
母親に食べたいものを聞かれ、
和食好きでもなかったミーが真っ先に答えたのは、
「煮物」でした。
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